火災・放火調査
火災現場は危険で、暗く、変化し続けます。鎮火した瞬間から、残火処理と天候がそれを変えていきます。二度目の立ち入りが安全とは限りません。
3Dスキャンは燃焼パターン、建物の損傷、すべての位置を一度の臨場で記録します。床の安全が不確かな場所では三脚から、そうでない場所ではハンドヘルドで記録します。
事件に関する機微な情報は不要です。

3Dスキャンは火災調査にどのように役立つのですか
建物とその内容物を、一度の臨場で形状データとして記録します。必要に応じて安全な距離から記録します。そのため、燃焼パターン、損傷、位置を後から計測できます。その状態ではもう存在しない現場についてもです。
安全な距離から床や屋根の安全性が信頼できない場合は、長距離スキャンで取得します。
残火処理の前に瓦礫が動かされる前の、発見時のままの現場。
暗闇でも動作レーザーと構造化光は、自ら光源を備えています。
後から計測する建物が解体された後でも、位置と寸法を取得できます。
火災現場の記録が一度しか行えず、その後何年も争われる理由
火災現場は、記録作業にとって不利な条件がそろっています。暗く、濡れており、構造的に不安定で、光を吸収するすすに覆われています。調査官に与えられた時間は短く、その後は残火処理、天候、解体がそこにあるものを失わせます。その短い時間内に撮影された写真が記録となりますが、そこには計測値がありません。
Artec Ray IIはレーザースキャナーです。三脚から最大130 mまでの焼損建物を、完全な暗闇の中でも記録し、危険な床を歩く必要もありません。Artec Leoは手の届く範囲の細部を記録します。機器、戸口、出火箇所などです。そして火災が残す暗く反射率の低い面に対応するのが、HD Modeです。
モデルは発見時のままの現場を保全します。燃焼パターン、すべての物の位置、すべての扉の状態を後から計測でき、別の出火箇所の仮説も同じデータ上で検証できます。
ワークフロー全体
残火処理の前に、安全なあらゆる位置から建物をスキャンします。
1. 外周からスキャンする安全な位置から三脚でスキャンします。外部と、立ち入れる範囲の内部です。
2. 内部の細部をスキャンする立ち入りが安全な範囲で、出火箇所付近、機器、開口部をハンドヘルドでスキャンします。
3. 統合する建物とその内容物を、発見時のまま1つのモデルにまとめます。
4. 解析燃焼パターンの形状、位置、距離、高さをモデルから得られます。
5. 保管建物は解体されますが、モデルは残ります。
この用途に適したスキャナー
制約となるのは測定範囲と暗さです。そのため、まずレーザースキャナーが候補になります。

Artec Ray II
- 最適な用途
- 建物を、安全に立てるあらゆる位置から
- 精度
- 10 mで1.9 mm
- 測定範囲
- 0.5〜130 m
- スキャン時間
- フルドーム1回で約1.7分
- 可搬性
- ワイヤレス、三脚設置
Ray IIは完全な暗闇の中でも、三脚から最大130 mまでの焼損建物を、1ドームあたり約1.7分で記録します。安全性が信頼できない床は戸口から、手の届かない屋根は地上から取得します。

Artec Leo
- 最適な用途
- 出火箇所周辺と収容物
- 3D点精度
- 最大0.1 mm
- 3D解像度
- 最大0.2 mm
- スキャン
- ワイヤレス、画面と処理機能を本体に内蔵
- 取得速度
- 毎秒3,500万点
Leoは機器、開口部、出火箇所を、ケーブルも外部電源もなしに最大0.1 mmで記録します。しかもHD Modeは、火災が残す暗くすすに覆われた面のために設計されています。
火災現場を、完全な暗闇の中でも安全な距離から取得する流れをご覧ください。調査官向けのデモをご予約ください。
デモを予約する実務者からよくあるご質問
完全に暗く、すすに覆われた内部でも使えますか
はい。Ray IIはレーザー方式で、周囲の光を必要としません。LeoのHD Modeは、暗く反射率の低い面のために作られています。デモの際に、最も難しい現場の写真を専門スタッフにお見せください。
建物に立ち入らずにスキャンできますか
Ray IIは三脚から最大130 mまで対応するため、危険な内部は戸口から、あるいは外から開口部を通して取得できます。
放火事件の訴追で、これはどこまで通用するのですか
発見時のままの現場の計測済み記録として提示します。取得パラメータは記録され、操作者も部門で記録されます。証拠能力は裁判所の判断に委ねられます。モデルが寄与するのは、記録の客観性です。
水や瓦礫はどうなりますか
溜まった水はあらゆる光学式手法にとって困難ですが、濡れた面はスキャンできます。瓦礫はあった位置のまま記録されます。残火処理の前に必要なのは、まさにそれです。

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