タイヤ痕
タイヤ痕は長く、湾曲し、浅く、次に通る車両1台で劣化します。1メートルの走行痕を型取りするのは現実的ではありません。写真に撮れば、トレッドを識別する深さが平坦になってしまいます。
3Dスキャンは走行痕全体を、歩く速さで、非接触に記録します。深さ、摩耗、方向、位置です。
事件に関する機微な情報は不要です。
タイヤ痕はどのように3Dで記録するのですか
ハンドヘルドスキャナーでタイヤ痕に沿って歩き、最大0.1 mmの連続した形状データとして記録します。トレッドの深さ、摩耗のパターン、旋回半径が得られ、広範囲のスキャンによって現場内に配置されます。
走行痕全体タイヤ痕を端から端まで記録します。重なり合う写真の連続ではありません。
深さと摩耗トレッドの形状そのものを記録します。その輪郭ではありません。
何も触れません他の証拠も残っている可能性のある下地に、何も塗布しません。
輪距と旋回半径車種の区分を特定できる計測値を、モデルから得られます。
タイヤの証拠の記録が、通常は不十分になる理由
タイヤ痕の有用な情報は、その全長に分散しています。片側のショルダーの摩耗、1回転ごとに繰り返される切り傷、ホイールベースを絞り込む旋回半径です。写真撮影ではそれが、うまくつながらない写真の連続として記録されます。型取りは短い区間にしか使えず、しかも1日かかります。
ハンドヘルドスキャナーは、タイヤ痕を連続した形状データとして記録します。Artec Leoは数メートルの走行痕をワイヤレスに、最大0.1 mmで歩きながら取得し、モデルはパターンだけでなく深さも保持します。そのため、摩耗や損傷は陰影からの推測ではなく計測で求められます。広範囲のスキャンがタイヤ痕を現場内に配置するため、進行方向や現場との関係も形状データとして扱えます。
下地には何も塗布しません。同じ地面に足跡痕や落下物が残っている可能性がある場合、これは重要です。
ワークフロー全体
まず位置、次に走行痕全体、そして細部です。
1. タイヤ痕の位置を定める広範囲のスキャンが、現場に対してタイヤ痕がどこを通っているかを記録します。
2. 走行痕に沿って歩くタイヤ痕に沿って歩く速さでハンドヘルドで取得し、スキャン範囲を画面で確認します。
3. 細部をスキャンする摩耗と損傷を確認するため、最も保存状態のよい区間を近距離でスキャンします。
4. 処理全長にわたって深さを計測できる1つのモデルにフュージョンします。
5. 計測輪距、トレッドパターン、摩耗の特徴、旋回半径。
この用途に適したスキャナー
長い走行痕には自由に動けるハンドヘルドが必要で、特徴を識別する細部には最も高精細な機種が必要です。

Artec Leo
- 最適な用途
- タイヤ痕を、端から端まで
- 3D点精度
- 最大0.1 mm
- 3D解像度
- 最大0.2 mm
- スキャン
- ワイヤレス、画面と処理機能を本体に内蔵
- 取得速度
- 毎秒3,500万点
Leoは数メートルの走行痕を、ワイヤレスでケーブルなしに、最大0.1 mmで1つのモデルとして記録します。HD Modeは暗く、濡れて、コントラストの低い地面にも対応し、次の車両が来る前に本体画面でスキャン範囲を確認できます。

Artec Spider II
- 最適な用途
- 最も保存状態のよい区間
- 3D点精度
- 最大0.05 mm
- 3D解像度
- 最大0.1 mm
- 光源
- 青色構造化光、表面にターゲット不要
- 可搬性
- ハンドヘルド、ノートPCに有線接続
特徴を識別する摩耗や損傷が短い区間に残っている場合、Spider IIがそれを最大0.05 mmで記録します。その区間はLeoで取得した走行痕に位置合わせされ、細部は計測された位置に収まります。
タイヤ痕を端から端まで、深さと摩耗も含めて取得する流れをご覧ください。印象痕の証拠を扱う担当向けにデモをご予約ください。
デモを予約する実務者からよくあるご質問
どれくらいの長さのタイヤ痕まで取得できますか
Leoは操作者が歩くのに合わせて連続的に記録するため、数メートルの走行痕は1回の取得で済みます。それより長い走行痕は区間ごとに取得し、位置合わせします。
濡れた地面や暗い地面でも使えますか
LeoのHD Modeは、暗く反射率の低い面のために設計されています。溜まった水はあらゆる光学式手法にとって困難です。デモの際に、最も条件の悪い事例でお試しください。
輪距と旋回半径も得られますか
はい。いずれもモデルから計測でき、広範囲のスキャンからは現場に対する進行方向も得られます。
型取りは今も必要ですか
研究室が一部区間の実物の対照試料を必要とする場合のみです。スキャンの後も印象痕は損なわれないため、型取りは引き続き可能です。

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