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犯罪現場・法科学向け3Dスキャナーのおすすめ:用途ごとに解説
犯罪現場向け3Dスキャナーに「これ1台が最適」という機種はありません。部屋、遺体、足跡痕、薬莢では、必要な測定範囲と細部が異なります。選ぶときに見るべき点と、法科学の用途ごとに合うArtecスキャナーを紹介します。
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このページの内容
- 犯罪現場向け3Dスキャナーとは
- 法科学向け3Dスキャナーの選び方:決め手となる6つのポイント
- 法科学の用途ごとに最適な3Dスキャナー
- 組み合わせて使えるスキャナー
- 3Dスキャナーか、スマートフォンLiDARか、フォトグラメトリーか、トータルステーションか
- 法科学の3Dスキャンの精度はどのくらいか、そしてそれをどう証明するか
- 法科学向け3Dスキャナーの費用はいくらですか
- よくあるご質問
要点
- 犯罪現場向け3Dスキャナーは、現場や対象物を計測可能な3D形状として、通常はカラーで記録します。そのため、現場が解放された後でも距離や位置を計測できます。
- 1台ですべての用途をカバーできるスキャナーはありません。三脚レーザースキャナーは室内と屋外の現場を、ハンドヘルドスキャナーは遺体、車両、証拠を、デスクトップスキャナーは研究所で小さな証拠品を記録します。
- スキャナーは、測定範囲、明示された精度と解像度、色と光、接触やターゲットの要否、可搬性、そして得られるデータとバリデーションで判断します。
- Artecのスキャナーでは、現場全体にはRay II、遺体と車両にはLeo、細かな証拠にはSpider IIまたはNeo、検死の記録にはEva、研究所で扱う小さな証拠品にはMicro IIです。
法科学向け3Dスキャナー選びは、スキャナーではなく仕事から始まります。犯罪現場には2つの規模が同時にあります。物と物の位置や距離が問題になる部屋と、足跡痕や工具痕の深さが1ミリに満たない証拠です。遺体、車両、研究所で扱う証拠品には、それぞれ独自の要件が加わります。
このガイドでは、犯罪現場向け3Dスキャナーとは何か、どの機種が合うかを決める6つのポイント、そして法科学の各用途に仕様が合うArtecスキャナーを、強みとあわせて限界も明示しながら説明します。
犯罪現場向け3Dスキャナーとは
犯罪現場向け3Dスキャナーは、現場や物体の形状を、通常はカラーで、数百万の計測点として記録する機器です。そのため、現場が解放されてから長い時間が経っても、現場を計測し、あらゆる角度から見て、提示することができます。法科学の作業では2種類が使われます。三脚から部屋や屋外の現場を記録する地上型レーザースキャナーと、遺体、車両、個々の証拠品をより細かく記録するハンドヘルド型またはデスクトップ型の構造化光スキャナーです。
レーザースキャナーは、レーザーパルスが戻るまでの時間を測って距離を計測します。構造化光スキャナーは光のパターンを投影し、表面によるその歪みを読み取ります。どちらも点群またはメッシュを生成し、Artec Studioなどのソフトウェアがそれを計測可能なモデルに仕上げて、E57、OBJ、PLYなどのオープン形式で書き出します。
現場での作業の順序では、スキャンは何かが動かされる前に現場を記録する段階に属します。どこに位置づけられるかは犯罪現場捜査の7つのSで示しています。
法科学向け3Dスキャナーの選び方:決め手となる6つのポイント
- 測定範囲と規模。部屋や街路には、三脚から数十メートルを計測するスキャナーが必要です。足跡痕には、表面から20〜30 cmで作業するスキャナーが必要です。
- 明示された距離での精度と解像度。精度は、計測した各点が真の位置にどれだけ近いかです。解像度は、モデルが表現できる最も細かい間隔です。長距離スキャナーの精度は距離を添えて示され(Ray II:10 mで1.9 mm)、ハンドヘルドの精度は対象物の大きさとともに大きくなります(Leo:0.1 mm + 0.3 mm/m)。その違いは精度の数値の読み方で説明しています。
- 色と光。血痕、焼損パターン、皮下出血は、形ではなく色です。ハンドヘルドスキャナーは自ら光源を備えています。レーザースキャナーは暗闇でも形状を計測できますが、そのカラーカメラには現場に光が必要です。
- 接触と準備。光学式スキャナーは証拠に触れません。対象物の近くにリファレンスターゲットを置いたときに最高精度に達する機種もあり、それを使えるかどうかは貴部門の証拠取扱手順で判断する事項です。非常に暗い面、光沢のある面、透明な面は、どの光学式スキャナーにとっても難しく、ガラスにはスキャン用スプレーが必要です。
- 可搬性と電源。現場には電源も、ノートPCを置く場所もないことがあります。完全に単体で動くスキャナー、ワイヤレスのスキャナー、有線接続のスキャナーでは、それぞれ現場でのチームの動き方が変わります。
- データ、ソフトウェア、バリデーション。法廷でのスキャンの有用性は、その裏付けとなる記録で決まります。相手側に渡せるオープン形式、文書化されたワークフロー、そして貴部門が設定する合否基準に照らしたバリデーション研究です。
法科学の用途ごとに最適な3Dスキャナー
以下で選んだのは、それぞれの用途に仕様が合うArtecスキャナーです。一から機材をそろえる部門なら、現場用スキャナーと汎用のハンドヘルドで、現場が持つ2つの規模の両方をカバーできます。その他の機種は、より特定の事案に応えるものです。
犯罪現場全体、室内、屋外の現場:Artec Ray II
おすすめ機種
Artec Ray II
三脚レーザースキャナー
- 測定範囲
- 最大130 m
- 精度
- 10 mで1.9 mm
- 設置位置1か所あたり
- 約1.7分
Ray IIは三脚レーザースキャナーです。各設置位置から360° × 300°の範囲を最大130 mまで、10 mで1.9 mmの精度で、設置位置1か所あたり約1.7分(カラーありは2.7分)で記録します。家具、ドア、柱の陰に何も隠れないよう、部屋1室には通常2〜3か所の設置位置が必要で、各位置のデータは1つの点群に位置合わせされます。レーザーは昼夜を問わず形状を計測しますが、36 MPのカラーカメラには現場に光が必要です。屋外作業向けにIP54に適合しています。現場の記録方法は犯罪現場の3Dスキャンをご覧ください。
室内、建物、街路、衝突事故の現場、そして現場を横切る弾道や視線に最適です。個々の対象物の微細な細部には向きません。解像度は10 mでのミリ単位で設定されます(3、6または12 mm)。
遺体、車両、その場にある大きめの証拠:Artec Leo
おすすめ機種
Artec Leo
ワイヤレスハンドヘルドスキャナー
- 精度
- 最大0.1 mm
- 解像度
- 最大0.2 mm
- 現場で必要なコンピューター
- 不要
Leoは、5.5インチのタッチ画面、バッテリー、512 GBのストレージを本体に備えたワイヤレスのハンドヘルドスキャナーで、現場でコンピューターを必要としません。最大0.1 mmの精度と最大0.2 mmの解像度で記録し、HD Modeでは毎秒最大3,500万点を取得します。HD Modeは黒い面や光沢のある面に有効ですが、ガラスにはスキャン用スプレーが必要です。オランダ警察の訓練では、マネキンとその周囲を5分でスキャンしました。Origin Forensicsは、三脚レーザースキャナーで3〜4時間かかっていた車両検分が、Leoでは1時間未満になったと報告しています。
現場の遺体、車両の内外、室内の細部、そしてデスクトップスキャナーには大きすぎる対象物に最適です。
現場の細かな証拠:Artec Spider II、ケーブルなしならArtec Neo
おすすめ機種
Artec Spider II
ハンドヘルドスキャナー、ノートPCに有線接続
- 精度
- 最大0.05 mm
- 解像度
- 最大0.05 mm
- 色
- 5 MPのテクスチャ
Spider IIは、小型から中型の対象物と表面を、0.05 mmの精度と0.05 mmの解像度、5 MPのカラーテクスチャで記録します。作業距離は表面から19〜30 cmで、ノートPCに有線接続して使います。足跡痕、工具痕、損傷、血痕パターン、破断縁に求められるのは、この水準の細部です。公表された研究では、土と砂の上の足跡痕を第1世代のSpace Spiderでそれぞれ1分未満でスキャンし、点の97%が基準モデルから0.492 mm以内に収まりました。足跡痕を参照してください。
ケーブル不要
Artec Neo
ワイヤレスのハイブリッド型ハンドヘルドスキャナー
- 精度
- 最大0.05 mm
- ターゲット使用時
- 最大0.025 mm
- バッテリー
- 40〜50分
計測グレードの検査向けに作られたArtec Neoは、ターゲットなしで同じように取得します。精度・解像度0.05 mm、5 MPのカラー、同じ作業距離です。バッテリーで動作し、連続スキャン時間は40〜50分で、バッテリー4本が同梱されています。最大6 m離れたコンピューターにはWi-Fiで接続します。対象物の周囲にリファレンスターゲットを置けば0.025 mm + 0.035 mm/mに達し、1台ごとに、ArtecのISO/IEC 17025認定試験所でVDI/VDE 2634 Part 3に基づいて試験された固有の精度証明書が付属します。Neoは産業用検査のために作られた機種です。法科学の作業でNeoが活きるのは、ケーブルが問題になる現場や、証明書に裏付けられた数値に基づく必要がある計測です。
どちらも痕跡の形状、大きさ、位置を記録します。条痕を特定の工具や銃器と比較する作業は、比較顕微鏡または専用のトポグラフィーシステムを使い、マイクロメートル単位で行います。咬傷は検討のために記録できますが、咬痕の比較そのものには十分な科学的基盤が欠けています(PCAST、2016年;NIST、2023年)。
検死での遺体と損傷:Artec Eva
おすすめ機種
Artec Eva
ハンドヘルドスキャナー、有線接続
- 精度
- 最大0.1 mm
- 重量
- 0.9 kg
- 視野角
- 最大536 × 371 mm
Evaは、コンピューターに有線接続して使う0.9 kgのハンドヘルドスキャナーです。最大0.1 mmの精度、最大0.2 mmの解像度、カラー対応で、最大536 × 371 mmの視野は全身や大きな損傷に適しています。University of Torontoの研究では、生きた参加者の11か所の模擬損傷の記録に、Evaでは26分、写真撮影と手作業の計測では54分かかりました(処理は後で実施)。Evaの計測値は手作業の計測と同等の精度で、モデル上では湾曲した皮膚に沿って計測することもできました。検死の記録を参照してください。より細かな細部が必要な創傷にはSpider IIです。
研究所で扱う小さな証拠品:Artec Micro II
おすすめ機種
Artec Micro II
デスクトップスキャナー
- 精度
- 最大0.005 mm
- 解像度
- 最大0.04 mm
- 対象物の最大サイズ
- 200 × 200 × 150 mm
Micro IIはデスクトップスキャナーです。対象物を自動回転台に固定し、最大0.005 mmの精度と0.04 mmの解像度でスキャンした後、底面を記録するために一度だけ裏返します。最大200 × 200 × 150 mm、2 kgまでの対象物に対応し、薬莢、弾丸、破片、歯、小型の工具などの形状を、計測と保存のために記録します。微細な証拠を参照してください。
衝突事故と車両:Ray IIとLeo
衝突事故には両方の規模があります。Ray IIは路面、停止位置、視線、破片の散乱範囲を記録し、Leoは圧壊と車室への侵入量を求めるために車両を内外から記録します。アスファルト上のタイヤ痕は、形状ではなくレーザーの強度データとカラーデータに現れます。路面のえぐれ痕は形状として記録されます。ArtecはNeoとLeoの組み合わせを推奨しています。Leoが広い面を素早く記録し、Neoが公差が問われる箇所の細部を加えます。事故車両のスキャンを参照してください。
| Artec Ray II現場 | Artec Leo遺体と車両 | Artec Spider II細かな証拠 |
|---|
| 種類 | 三脚レーザースキャナー | ワイヤレスハンドヘルド | ハンドヘルド、有線接続 |
|---|
| 作業距離 | 0.5〜130 m | 表面から0.35〜1.2 m | 表面から0.19〜0.3 m |
|---|
| 精度 | 10 mで1.9 mm | 最大0.1 mm | 最大0.05 mm |
|---|
| 解像度 | 10 mで3、6または12 mm | 最大0.2 mm | 最大0.05 mm |
|---|
| スキャン | 設置位置1か所あたり約1.7分(カラーありは2.7分) | 最大毎秒3,500万点(HD Mode) | 最大毎秒800万点 |
|---|
| 現場で必要なコンピューター | 不要 | 不要:画面とストレージを本体に内蔵 | ノートPC |
|---|
| 最適な用途 | 室内、建物、街路、衝突事故 | 遺体、車両、室内の細部 | 印象痕、工具痕、損傷、血痕 |
|---|
ハンドヘルド1台から始めるなら
Artec Leo
本体に画面とストレージを備えたワイヤレスのハンドヘルドスキャナーで、現場、遺体、車両をノートPCもケーブルもなしに記録できます。現場全体を記録する三脚スキャナーと組み合わせれば、現場が持つ2つの規模の両方をカバーします。
- 3D点精度
- 最大0.1 mm
- 3D解像度
- 最大0.2 mm
- 取得速度
- 最大毎秒3,500万点(HD Mode)
組み合わせて使えるスキャナー
異なるArtecスキャナーのスキャンデータは、1つのArtec Studioプロジェクトで統合・処理されます。遺体や弾痕のハンドヘルドスキャンは室内のスキャンに位置合わせされるため、細部は、プロジェクトについて記録された位置合わせ誤差の範囲内で、計測された位置に収まります。法科学の点群ワークフローを参照してください。
- Ray IIとLeo:犯罪現場や衝突事故で、現場とその細部を。
- LeoとSpider IIまたはNeo:同じ事案の大きめの対象物と細かな痕跡を。たとえばドアと、その錠に残る工具痕です。
- Spider IIまたはNeoとMicro II:証拠をあった場所のまま記録し、その後、研究所で小さな証拠品を記録。
3Dスキャナーか、スマートフォンLiDARか、フォトグラメトリーか、トータルステーションか
- スマートフォンLiDAR:スマートフォンは精度仕様を公表しておらず、独立した研究では、アプリ、現場、操作者によって数ミリから数センチの誤差が報告されています。スケッチや状況把握の補助であり、証拠として使えるのはバリデーション済みの手法がある場合に限られます。プロ用スキャナーとスマートフォンLiDARの比較を参照してください。
- トータルステーション:1点あたりの精度は1〜2 mm + 数ppmと高いものの、レーザースキャナーが表面全体を記録するのに対し、記録できるのは数百点です。レーザースキャナーとトータルステーションの比較を参照してください。
- フォトグラメトリー:適切に行えば小さな証拠ではスキャナーに匹敵しますが、スケール基準、良好な光、そして成功したかどうかが分かるまでの処理が必要です。スキャナーは、明示された数値と現場での確認を与えます。3Dスキャンとフォトグラメトリーの比較を参照してください。
- 型取り:足跡痕に流し込んだ歯科用石膏は約45〜60分で固まり、硬化には24〜48時間かかります。土の上の印象痕は、型取りによって壊れてしまいます。先にスキャンしておけば、後から型を取る選択肢が残ります。3Dスキャンと型取りの比較を参照してください。
法科学の3Dスキャンの精度はどのくらいか、そしてそれをどう証明するか
メーカーの数値は、定められた条件下で測定されています。Ray IIは10 mで1.9 mm、20 mで2.9 mm、40 mで5.3 mmと明示しています。ハンドヘルドは0.05〜0.1 mmと明示しており、この値は対象物の大きさとともに大きくなります。Micro IIにはISO 12836の精度証明書があり、Neoには1台ごとに固有の証明書が付属します。
実際の事案で重要なのは、実証できる精度です。つまり、自らのスキャナーとワークフローで既知の基準物を計測し、自ら設定した合否基準と照らし合わせ、測定不確かさを推定するバリデーション研究と、すべてのプロジェクトで記録される位置合わせ誤差です。メーカーの証明書はその研究の出発点であり、研究の代わりではありません。証拠として採用するかどうかは、あくまで裁判所が判断します。法廷での3Dスキャン証拠を参照してください。
法科学向け3Dスキャナーの費用はいくらですか
価格の大部分は機器クラスで決まります。証拠、遺体、車両に使われる種類のプロ仕様のハンドヘルドまたはデスクトップ3Dスキャナーは約10,000〜40,000ドル、現場全体を記録する長距離の三脚レーザースキャナーは地域により約60,000〜100,000ドルです。現場用スキャナーとハンドヘルドの両方を購入する部門のハードウェア費用は約100,000〜140,000ドルです。
これに処理ソフトウェア、アクセサリー、トレーニング、延長保証が加わります。Artec Studioは年間サブスクリプションまたは買い切りライセンスで販売されており、プレミアムパッケージにはスキャナーとともに数年分のサブスクリプションが含まれます。費用に見合うのは、現場で節約できる時間と、解放後も利用できる計測です。内訳は法科学向けスキャナーの費用を左右する要因で説明しています。
貴部門が最も多く記録する対象をお知らせください。現場、遺体、車両、証拠のいずれでも、それに合ったArtecスキャナーで記録する様子をご覧いただけます。
デモを予約するよくあるご質問
犯罪現場に最適な3Dスキャナーはどれですか
用途によります。部屋全体や屋外の現場にはArtec Ray IIのような三脚レーザースキャナー、遺体、車両、その場にある証拠にはArtec Leoのようなワイヤレスハンドヘルド、足跡痕、工具痕、損傷にはArtec Spider IIまたはArtec Neoです。現場用スキャナーとハンドヘルドを組み合わせれば、現場が持つ2つの規模の両方をカバーできます。
犯罪現場向けスキャナーとは何ですか
犯罪現場や証拠品を、計測可能な3D形状として、通常はカラーで記録する機器です。そのため、現場が解放された後でも距離、位置、形状を計測できます。三脚レーザースキャナーは現場全体を記録し、ハンドヘルドスキャナーとデスクトップスキャナーは遺体、車両、証拠をより細かく記録します。
犯罪現場の捜査員は、現場の記録にどのような技術を使いますか
メモ、写真、そしてメジャーやトータルステーションで計測した寸法入りの見取図に加え、現場の形状を記録する3Dレーザースキャナーと構造化光スキャナーです。それぞれが他の手段では記録できないものを記録するため、スキャンは写真やメモに置き換わるのではなく、それらを補完します。
法科学用3Dスキャナーの価格はいくらですか
プロ仕様のハンドヘルドまたはデスクトップ3Dスキャナーは約10,000〜40,000ドル、現場全体を記録する長距離の三脚レーザースキャナーは約60,000〜100,000ドルで、価格は地域によって異なります。現場用スキャナーとハンドヘルドの両方をそろえる部門のハードウェア費用は約100,000〜140,000ドルで、これに処理ソフトウェア、アクセサリー、トレーニングが加わります。
犯罪現場での3Dレーザースキャンの精度はどのくらいですか
Artec Ray IIは、10 mで1.9 mm、20 mで2.9 mm、40 mで5.3 mmと明示しています。ハンドヘルドスキャナーは、証拠そのものに対して0.05〜0.1 mmと明示しています。実際の事案では、部門がバリデーション研究で自らの精度を検証し、すべてのプロジェクトの位置合わせ誤差を記録します。
スマートフォンを証拠用の3Dスキャナーとして使えますか
スマートフォンは精度仕様を公表しておらず、研究では、アプリ、現場、操作者によって数ミリから数センチの誤差が報告されています。スマートフォンのスキャンは状況把握の補助にはなりますが、証拠として使うにはバリデーション済みの手法が必要であり、プロ用ハンドヘルドの0.05〜0.1 mmには遠く及びません。
人体のスキャンに最適な3Dスキャナーはどれですか
現場では、Artec Leoのようなワイヤレスハンドヘルドが、ケーブルもノートPCもなしに遺体を記録します。検死では、軽量でカラーを記録できるArtec Evaです。University of Torontoの研究では、生きた参加者の11か所の模擬損傷を、写真撮影と手作業の計測の54分に対して26分で記録しました。創傷の微細な細部にはArtec Spider IIです。
3Dスキャナーは暗所や屋外でも使えますか
Artec Ray IIは昼夜を問わず形状を計測でき、IP54に適合しています。ただし、カラー画像には現場に光が必要です。ハンドヘルドスキャナーは自ら光源を備えています。Artec Leoには公表された防水等級がないため、雨から保護してください。